南シナ海で米空母2隻が共同演習、全乗組員がマスク着用

米空母2隻による南シナ海での共同演習は、感染対策を徹底したうえで行われたという/Petty Officer 3rd Class Cody Beam/US Navy

米空母2隻による南シナ海での共同演習は、感染対策を徹底したうえで行われたという/Petty Officer 3rd Class Cody Beam/US Navy

香港(CNN) 中国などの主権論争がくすぶる南シナ海で空母2隻を出動させる異例の共同軍事演習を指揮した米海軍幹部2人は8日、演習中の艦内での新型コロナウイルス対策に触れ、全ての乗組員にマスク着用を命じ、相互に距離を空けて食事を取るなどの措置を講じたことを明らかにした。

この2人は、空母「ロナルド・レーガン」を主軸とする第5攻撃群のワイコフ司令官(少将)と、空母「ニミッツ」の第11攻撃群のカーク司令官(同)。両少将は両攻撃群を離れた後、CNNの電話取材に応じた。

両司令官は艦内では、新型コロナ対策として物理的な対人距離の確保を徹底させ、細菌学の専門家やより多くの衛生担当者も乗艦させたと強調。これらの対策は全て効果的で、演習に絡む航行では新型コロナの問題は一切なかったとも説明した。

今回の演習には乗組員やパイロットらを含め1万2000人以上が参加。両空母や随伴艦船が24時間態勢で作戦を遂行し、数百回の航空機の離着艦訓練を連日こなしたという。

2つの空母攻撃群が南シナ海で共同演習に臨むのは過去6年で初めてだった。

米海軍の空母「セオドア・ルーズベルト」では今春、新型コロナの集団感染が発覚し、米領グアムに数週間の逗留(とうりゅう)を強いられる事態もあった。

レーガン、ニミッツの両空母の乗組員の間でも以前、より小規模の集団感染の発生が伝えられていたが、カーク司令官は事態は改善されたとし、第11攻撃群では4月初旬以降、新型コロナの発生はないと強調した。

ワイコフ司令官は、新型肺炎の脅威は続いており、警戒の持続が必要とも説いた。

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