米保健当局高官、全国テレビから姿消す 政権の情報発信見直しで

米国の保健当局高官らがテレビインタビューから相次いで姿を消している/Mandel Ngan/Jim Watson/Alex Wong/AFP/Getty Images

米国の保健当局高官らがテレビインタビューから相次いで姿を消している/Mandel Ngan/Jim Watson/Alex Wong/AFP/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米国で保健当局高官が全国テレビのインタビューから相次ぎ姿を消している。背景には、ホワイトハウスが新型コロナウイルス流行中の広報統制を強化し、経済再開に向け情報発信のあり方を見直していることがある。

新型コロナ対策チームの医師が最後に全国テレビに出演したのは1週間前の5月7日。バークス対策調整官はこの日、CNNの対話集会に登場した。

それ以前には、ファウチ国立アレルギー感染症研究所長が4日にCNNの番組に出演していた。

レッドフィールド疾病対策センター(CDC)所長は4月17日にNBCニュースのインタビューを受けたのを最後に、全国テレビへの出演が途絶えている。

ハーン食品医薬品局(FDA)長官も28日にFOXニュースのインタビューに応じて以来、全国テレビに姿を見せていない。

アダムス医務総監は17日のFOXニュースの番組に出演したのが最後だ。

広報担当によると、アダムス氏は最近、全国テレビへの出演が途絶えているものの、5月に入り他の媒体のインタビューを受けたという。CDCの報道官も、レッドフィールド氏が先月21日に米紙ワシントン・ポストの取材を受けたことに言及した。

保健当局高官が相次ぎテレビから姿を消した背景には、ホワイトハウスの新広報チームが報道戦略のてこ入れを進めていることがある。

トランプ大統領自身、以前は毎日会見を開いていたものの、側近や協力者から政治的にマイナスだとの説得を受け、最近は会見をやめている。

4月に就任したホワイトハウスのマクナニー報道官報道官は記者団に対し、会見に「新たな装いと焦点」を持たせる考えを表明。それ以来、ホワイトハウスは公衆衛生よりも経済再開を優先した情報発信を行ってきた。

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