米、新型ウイルスで初の死者 韓国などに一部渡航制限

新型肺炎で死者、トランプ大統領が会見

ワシントン(CNN) 米国で29日までに、新型コロナウイルス感染症による初めての死者が確認された。トランプ政権は同日、イランと韓国、イタリアの一部地域を対象とした新たな旅行制限を発表した。

トランプ大統領は対策チームとともにホワイトハウスで記者会見し、米国内でさらに症例が増える可能性は高いと述べた。一方で、健康な人は感染しても完全に回復するはずだと指摘。「メディアや政治家ら全ての関係者にはパニックをあおらないよう願いたい。パニックを起こす理由はどこにもない」と強調した。

トランプ氏によると、米国内ではこれまでに、中国・武漢からの帰国者とクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の下船者を除いて22人の患者が報告された。このうち4人は市中感染の症例とみられる。

北西部ワシントン州の衛生当局は29日、同州内で市中感染とみられる男性患者が死亡したことを確認した。トランプ氏は当初、50代後半の高リスクの女性が死亡したと発表したが、米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長が同氏らに誤った情報を伝えていたことを認めた。

ペンス副大統領は会見で、イランからの入国禁止を拡大し、過去14日以内に同国に滞在した外国人も禁止対象にすると発表。米国民に対しては、感染が広がっている韓国とイタリアの一部地域への渡航中止を勧告すると述べた。

ペンス氏はまた、米国の一般市民がマスクを買いに走る必要はないと強調した。同時に、国内で1カ月当たり少なくとも3500万枚のマスクを増産する方針を示した。

トランプ氏は同日、米株価が下落していることについて「市場は非常に強い」「いずれ回復するだろう」と語り、不安を打ち消した。

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