サウスカロライナで民主党討論会 サンダース氏に集中攻撃

予備選間近の南部サウスカロナイナ州で民主党候補者らがテレビ討論会に臨んだ/Win McNamee/Getty Images

予備選間近の南部サウスカロナイナ州で民主党候補者らがテレビ討論会に臨んだ/Win McNamee/Getty Images

サウスカロライナ州チャールストン(CNN) 米大統領選に向けて野党・民主党の指名を争う有力候補6人が25日、予備選を控えた南部サウスカロナイナ州でテレビ討論会に臨んだ。現時点でトップに立つサンダース上院議員が集中攻撃を浴び、ステージはこれまでの討論会を上回る大混乱となった。

民主党の候補指名争いは29日に第4戦のサウスカロライナ州予備選、来月3日には大票田を含めた14州の予備選が集中するスーパーチューズデーを迎える。

この日の討論会では、まずウォーレン上院議員がサンダース氏批判の口火を切り、ブルームバーグ前ニューヨーク市長、ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長、バイデン前副大統領も相次いで参戦。開始後30分でステージ上の全員がサンダース氏への攻撃に加わっていた。

特にウォーレン氏の戦法は明確だった。サンダース氏と同じ左派の候補として国民皆保険などを提唱しながら、同氏は具体的な道筋を示していないと主張。サンダース氏の政策に賛同してその実現を願うなら、党内を束ねて実行に移せるのは自分だと訴えた。

ブティジェッジ氏も前回までと比べてはるかに攻撃的な姿勢をあらわにした。サンダース氏の発言をさえぎってあらゆる分野で反論し、同氏が党候補に指名されれば無党派層の有権者が離れてしまうと警告した。その戦略からは、このままだと自身の指名獲得への道は閉ざされるとの危機感がうかがえた。

一方でサンダース氏は、最近のテレビインタビューでキューバの最高指導者だった故フィデル・カストロ氏の社会主義体制を擁護した発言の釈明に追われた。オバマ前大統領にも同様の発言があったなどと説明したが、キューバからの亡命者が多いフロリダ州などでの反発は避けられない情勢だ。

またバイデン氏と実業家のスタイヤー氏の間では、サウスカロライナ州予備選で民主党有権者の半数を占める黒人の取り込みを狙った激しい議論が交わされた。

クロブシャー上院議員は前回の討論会から一変して攻撃的な発言を控え、理性的な態度を貫いていた。「これから4カ月間を党内の分裂に費やしてしまったら、我々はその後4年間、トランプ氏が我が国の分裂にいそしむ姿を見続けることになる」と訴えた。

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