米司法省、マケイブ前FBI副長官の捜査を打ち切り

マケイブ前連邦捜査局(FBI)副長官/Pete Marovich/Getty Images

マケイブ前連邦捜査局(FBI)副長官/Pete Marovich/Getty Images

ワシントン(CNN) 米司法省は14日、マケイブ前連邦捜査局(FBI)副長官の訴追を見送り、刑事捜査を打ち切ると発表した。

マケイブ氏は2016年、クリントン財団の汚職疑惑捜査への自身の関与について米紙ウォールストリート・ジャーナルの記者に話すよう他の職員に指示したとされる。この件を調査した司法省監察官は、マケイブ氏が内部調査官に対して率直さに欠ける説明をしたと判断し、本件をFBIに付託していた。

マケイブ氏は昨春に副長官を免職された後、司法省とFBIを提訴。トランプ大統領から政治的な報復を受けたとも主張している。

マケイブ氏の弁護士は14日、首都ワシントンの連邦検察から、捜査打ち切りを発表する電話と書簡を受け取った。

連邦検察の書簡では「慎重な検討の結果、政府はマケイブ氏に対する刑事訴追を見送る決定を下した」「全体の状況と現時点で政府が把握する全情報に基づき、我々は本件が終結したと考える」としている。

司法省の報道官はコメントを控えた。ホワイトハウス当局者によると、トランプ大統領はマケイブ氏の訴追を見送った連邦検察の判断に怒りを示しているという。

マケイブ氏は14日、CNNに対し、2年近くにわたり自身や家族にかけられていた疑いが払拭(ふっしょく)され安堵(あんど)していると吐露。その一方で、司法省や連邦検察が「わかりきった結論を出す」のに2年もかかったのは恥ずべきことだとも指摘した。

マケイブ氏は現在、CNNの寄稿者を務める。ロシア疑惑をめぐる捜査の初期段階にかかわったことで、トランプ大統領から敵視されている。

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