米兵の負傷者34人に増加、イランのミサイル攻撃

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イランのミサイル攻撃での負傷、トランプ氏「深刻ではない」

ワシントン(CNN) 米国防総省は24日、イラク国内の米軍駐留基地に対するイランのミサイル攻撃で米兵34人が脳振盪(しんとう)などの外傷性脳損傷を負ったと診断されていたことを明らかにした。

ホフマン同省報道官によると、34人のうち17人は治療を受けイラクでの任務に既に復帰。9人はドイツで治療中で、別の8人もドイツへ搬送された後、追加の治療のため米国へ移送された。

今月8日のミサイル攻撃後、国防総省とトランプ大統領は米兵に死傷者はいないと断定。しかし、中東を管轄する米中央軍が先週、11人が負傷したと一転して認めていた。負傷者が今回、34人に増えたことは攻撃の被害規模は当初の評価より深刻だったことを示すものとなる。

トランプ大統領は今週、脳震盪は戦闘で被る身体的な負傷ほど深刻ではないとする見解を発表してもいた。

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