ホバーボードに乗って抜歯、動画撮影の歯科医師に有罪判決 米アラスカ州 

ホバーボードに乗って抜歯、歯科医師を起訴

(CNN) 米アラスカ州アンカレジの裁判所はこのほど、ホバーボードに乗りながら患者の歯を抜いていたとして提訴された歯科医師に有罪判決を言い渡した。罪状は46件に上り、実際に医師がホバーボードに乗って抜歯する様子を撮影した動画も証拠として提出された。

歯科医師のセス・ルッカート被告は2017年、「違法な歯科医療行為」をはたらいたとして州により起訴された。訴状によれば被告は、麻酔が効いた状態の患者に対し、ホバーボードに乗りながら抜歯を行ったうえでその様子を動画に撮影し、複数の人物に送付したという。

電話での会話の記録から、被告はホバーボードに乗っての抜歯が「口腔(こうくう)医療の新たなスタンダード」だとする冗談も口にしていたとされる。

訴状は、被告の患者への対応が職業上の基準を満たすものではなかったと指摘。17日に有罪判決を下したアンカレッジ裁判所の判事は、州が提出した証拠の内容について「圧倒的な裏付けになる」と述べた。

被告はこのほか、医療支援の補助金をだまし取った詐欺の罪にも問われている。不必要または適正に認められない施術を行い、低所得者向けの公的医療保険「メディケイド」に費用を請求したり、多くの公的医療機関の資金を流用して2万5000ドル余りを着服していたとされる。

CNN系列局KTUUが報じたところによると、裁判で証言した患者の1人は抜歯中に動画を撮られていたことも被告がホバーボードに乗っていたことも知らなかったと説明。状況がわかっていたら「『ふざけないで!』と言ったでしょう。医者のすることではない」「頭がどうかしている」と語った。

ルッカート被告はすべての罪状について無罪を主張していた。量刑は4月30日に言い渡される予定。

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