トランプ氏、メーガン妃の心境は「理解出来る」 英メディアの報道めぐり
(CNN) トランプ米大統領は3日までに、英国メディアの報道手法に反発を強めるとされるハリー王子の妻のメーガン妃の心境などに触れ、「理解出来る」との考えを示した。
ロンドンに拠点があるラジオ局LBCとの会見でメーガン妃を不憫(ふびん)に思うかとの質問に答えた。米国出身の同妃は英国メディアの報道について「実際のところ公正でない」とも発言したとされる。
メーガン妃のインタビュー番組などは見ているとしたトランプ氏は「彼女はまさに個人攻撃と受けとめているのだろう」とし、その気持ちは理解出来ると続けた。
トランプ氏は今年6月に実施した英国への公式訪問の際、ハリー王子とは会ったとしながらも、メーガン妃のことは知らないとも述べた。
メーガン妃はハリー王子と最初のデートをして以来、メディアを中心に英国社会の強い関心を集め続けている。ハリー王子夫妻はごく最近、同妃が父親に宛てた個人的な内容の書簡を編集して掲載したとして英紙メールを提訴してもいた。
メーガン王妃は先月下旬、英国のITV放送のドキュメンタリー番組に出演し、メディアや英国社会から細かい注目を浴びている、妻、母親やサセック公爵夫人として対応している問題について自らの考えを披露してもいた。
メーガン妃はこの中で、何事も動じない英国流のやり方に適応しようと努力を尽くしたが、「内面的には大きく傷つくことになる」との思いも吐露していた。