米国務長官、安保担当大統領補佐官の兼務案が浮上

米国務長官がキッシンジャー以来の補佐官兼務?

ワシントン(CNN) ボルトン大統領補佐官(安全保障担当)が10日に更迭されたことを受け、ポンペオ国務長官に同補佐官役を兼務させる案がトランプ政権内に浮上していることが12日までにわかった。

政権高官と同案の経緯に詳しい消息筋が明らかにした。兼務が実現した場合、米近代政治史ではニクソン政権時代のキッシンジャー氏以来の事例となる。キッシンジャー氏は両職務を2年間こなしていた。

ただ、トランプ氏がこの案をどう真剣に受けとめているのかは不明。消息筋によると、ポンペオ氏は次期補佐官の候補者リストをトランプ氏に提出したという。

トランプ氏は11日、ボルトン氏の後任について「補佐官就任を強く求める人物が5人いる。その資格が高いと考えられる5人だ」と述べていた。

ホワイトハウスに近い別の消息筋は、「ポンペオ氏が差し当たってトランプ氏の主要な外交政策の助言者になるだろう」と指摘。「短期的には安保担当補佐官の役目を果たすだろう。トランプ氏もこれを歓迎している」と述べた。

しかし、政権当局者はキッシンジャー氏の先例の踏襲はポンペオ氏にとって危険な前途になる可能性があると説明。2役を兼ねることで権力が強大となりトランプ氏の意に沿わなくなるとも予測した。

ボルトン氏の後継者については十数人の候補者が浮上している。CNNの取材に応じた政権高官らによると、有力候補には、米国務省のフック・イラン担当特別代表やビーガン北朝鮮政策特別代表らが取り沙汰される。

両氏はボルトン氏と違いトランプ氏の考え方に異議をはさむような性格とは受けとめられていないという。

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