ホテルで銃乱射を計画の疑い、男逮捕 米カリフォルニア州
(CNN) 米カリフォルニア州ロングビーチ警察は21日、ホテルで銃乱射を計画していた疑いで男を逮捕したと発表した。米国では今月初めに銃乱射事件が相次ぎ、当局が取り締まりを強化している。
警察によると、ロドルフォ・モントヤ容疑者(37)は勤務先のマリオットホテルで従業員や宿泊客を銃撃する計画をしていた。同ホテルではコックとして働いていた。
警察は同僚からの情報提供を受け、同州ハンティントンビーチの自宅で容疑者を逮捕。自宅からは高出力の武器や戦術用の装備品、大容量の弾倉を押収した。モントヤ容疑者に州法で許可される武器の保有が禁じられるような犯罪歴はないとみられる。
ロサンゼルス郡の地方検事事務所によると、事件は22日中に送検される見通し。容疑者は早ければ同日中にも裁判所に出廷する。
米国では今月初めにテキサス州エルパソとオハイオ州デイトンで銃乱射事件が相次ぎ、当局が取り締まりを強化。これまでに少なくとも28人を逮捕した。連邦捜査局(FBI)は全米の同局事務所に脅威の洗い出しを指示している。