トランプ氏、トルコへのF35売却を禁止 ロシア製ミサイル導入受け

トランプ大統領は、最新鋭ステルス機F35のトルコへの売却を凍結する方針を明らかにした/Chip Somodevilla/Getty Images North America/Getty Images

トランプ大統領は、最新鋭ステルス機F35のトルコへの売却を凍結する方針を明らかにした/Chip Somodevilla/Getty Images North America/Getty Images

ワシントン(CNN) トランプ大統領は18日までに、ロシア製のミサイル防衛システム「S400」の搬入を開始したトルコに対し最新鋭戦闘機「F35」の売却を禁止する方針を発表した。閣議で表明した。

米国は、S400導入に絡んでF35の最新技術がロシア側に流出しかねないとの懸念をトルコ側に再三表明。調達を断念しない場合、何らかの制裁を科すことも警告していた。

トランプ大統領は売却禁止の発表に伴い制裁には言及しなかった。一方で、トルコとの関係悪化を避けるためかエルドアン同国大統領に配慮する発言も見せ、「率直に言えば、私はいつも極めて良好な関係を維持してきた」とも指摘。今回の決断は望んで下したわけではないとも述べた。

また、トルコがS400導入に踏み切った責任は、米国製のミサイル防衛システム「パトリオット」のトルコへの売却を拒んだオバマ前政権にあると主張。ただ、パトリオットのトルコへの売却交渉に携わった米政府当局者らによると、2013年以降の売り込みでトルコ側が技術移転を要求したのが障害となり売却が失敗したと説明した。

S400は、トルコと米国が加わる北大西洋条約機構(NATO)のステルス機能を持つ航空機などの迎撃が主要な用途となっている。トルコはF35の生産には部品供与などで関与してきた。

トルコには既にS400の搬入が始まっている。トランプ氏の今回のF35売却禁止に対するトルコ政府の反応は伝えられていないが、これまでは主権の問題と位置付けS400の導入を進める考えを示していた。

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