不妊治療施設の保管庫で故障、卵子と受精卵4千個が全滅 米

保管庫の故障により、卵子と受精卵4000個以上が全滅状態に陥った

保管庫の故障により、卵子と受精卵4000個以上が全滅状態に陥った

(CNN) 米オハイオ州クリーブランドの不妊治療施設で凍結保管庫が故障し、患者から採取した卵子と受精卵4000個以上が全滅状態になっていたことが分かった。

同施設によると、故障は今月初めに起きた。被害を受けた家族は当初、約700世帯と推定されたが、実際は約950世帯に上っている。

CNNは27日、被害家族に送られた26日付の書簡を入手した。それによると、施設内が無人となる土曜夜に、凍結保管庫の液体窒素タンク内で温度が上昇し始めた。このような異常が起きた場合は遠隔警報装置が作動する仕組みになっているが、装置の電源が入っていなかった。

装置のスイッチはしばらく前から切れていたとみられる。いつだれが切ったかは調査中だという。

このタンクはもともと液体窒素を自動的に補充する機能の具合が悪く、スタッフが手作業で補充していた。故障した時点ではメーカーに相談する一方、卵子などを別の保管庫へ移す作業の準備を進めているところだった。

補充機能の不具合が温度上昇を引き起こしたのかどうかについても、現在調査を続けているという。

同施設は被害世帯に対して、それぞれの状態に合った医療サービスと保管費用の返金、今後7年間の保管費用免除を提示し、すでに新たな保管庫と警報装置を設置したと強調。言葉だけでなく、行動を通して信頼回復に努めると表明している。

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