FBIの「職権乱用」示すメモ、下院委員会が公開を承認

下院情報委員会で、ヌネズ委員長のメモをめぐり採決が行われ、公開が承認された

下院情報委員会で、ヌネズ委員長のメモをめぐり採決が行われ、公開が承認された

ワシントン(CNN) 米連邦捜査局(FBI)がロシアによる大統領選介入疑惑の捜査で職権を乱用したと共和党議員らが主張している問題で、下院情報委員会は29日、共和党のヌネズ委員長が「職権乱用」について書いたメモの公開を賛成多数で可決した。

情報筋によると、このメモは大統領選でトランプ陣営の外交顧問を務めたカーター・ペイジ氏に対し、FBIが行った捜査に関する内容。FBIが外国情報監視法(FISA)に基づく捜査令状を取る際、その根拠として民主党がまとめた反トランプ文書を使ったと指摘している。

この件にはローゼンスタイン司法副長官や、退任を表明したマケイブFBI副長官が関与したとも書かれているという。

同委員会の民主党トップ、シフ議員らは、メモの内容が偏っていると主張し、マラー特別検察官によるロシア疑惑捜査の信用低下を狙った動きだと批判してきた。

採決では共和党の委員が公開に賛成、民主党の委員が反対の票を投じた。

委員会の規則に従って、トランプ大統領が今後5日以内にメモを公開するかどうかの最終決定を下す。トランプ氏はロシア疑惑の捜査に「でっち上げ」「魔女狩り」と強く反発してきた。問題のメモはまだ見ていないとされるが、公開を支持するとの見方が強い。

同委員会はFBIや司法省にもメモの内容を開示していない。司法省は先週、ヌネズ委員長への書簡で、同省の検証を待たずに機密メモを公開するのは「極めて無謀」な行為だと述べ、国家安全保障や疑惑捜査自体への影響に懸念を示していた。

上院では多くの共和党議員が司法省と同様、公開に慎重な立場を示している。上院情報委員会はメモの閲覧を要請したが、同委員会はこれも拒否した。

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