セスナが離陸途中で墜落、5人死亡 米フロリダ州
(CNN) 米フロリダ州タンパから東に64キロほど離れた小さな飛行場で24日、双発のセスナ機が離陸の途中で墜落し、同じ家族の4人を含む5人が死亡した。
ポーク郡の保安官によれば、同日朝7時過ぎ、セスナ機が濃霧の中離陸を行ったものの墜落、炎上した。現場には消防隊が駆け付けたが、生存者はいなかったという。
操縦していたのは70歳の男性で、同州レークランド出身の弁護士だった。2人の娘と義理の息子1人、友人1人が同乗していた。
キーウェストまで飛行し、同地でクリスマスを過ごす予定だったという。
霧の様子を写真に収めていた飛行場の従業員が、墜落の音声をビデオに記録していた。ビデオを確認した保安官は、離陸に適した天候ではなかったとの見解を示した。
国家運輸安全委員会(NTSB)と連邦航空局(FAA)が事故原因を調べることになっている。