生まれながらの薬物依存、乳児の症例10年で5倍に 米

赤ちゃんの性別を明記しない健康カードがカナダで発行された

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ウエストバージニア州ハンティントン(CNN) 生まれた時からヘロインなどの薬物依存症に苦しむ乳児の泣き叫ぶ声が、静かな施設内に響き渡る。乳児たちは震え、嘔吐(おうと)、下痢などの症状にも見舞われる。

「出生後は薬物が切れるので離脱症状が出る。我々はそうした離脱症状を経過する乳児に対応している」。ウエストバージニア州ハンティントンにある新生児治療施設長のショーン・ルーディン医師はそう説明する。

ハンティントンでは今年9月にかけてヘロインの過剰摂取が蔓延(まんえん)して大きな問題になった。その後遺症として、依存症の女性から生まれた子どもの間で新生児薬物離脱症候群の症例が激増している。

12日の小児科学会誌に掲載された調査結果によれば、新生児薬物離脱症候群の症例数は全米でこの10年の間にほぼ5倍に増えた。特に地方の郡では事態が深刻化。病院で生まれた新生児のうち同症候群と診断された乳児の割合は、地方部で1000人中1.2人から7.5人へ、都市部では1.4人から4.8人へと急増している。

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