トランプ氏、司法長官やCIA長官ら指名 強硬派そろう

左からマイク・ポンペオ下院議員、マイケル・フリン元国防情報局長、ジェフ・セッションズ上院議員

左からマイク・ポンペオ下院議員、マイケル・フリン元国防情報局長、ジェフ・セッションズ上院議員

ワシントン(CNN) ドナルド・トランプ次期米大統領は18日、司法長官にジェフ・セッションズ上院議員、米中央情報局(CIA)長官にマイク・ポンペオ下院議員、大統領補佐官(国家安全保障担当)に退役陸軍中将のマイケル・フリン元国防情報局長を起用すると発表した。選挙戦で掲げた強硬路線を実現する構えを示した人選となっている。

セッションズ氏とポンペオ氏は議会上院で指名承認公聴会にかけられる見込みだが、国家安全保障担当大統領補佐官の職はその必要はない。

今回起用が発表された3人は国家安全保障で強硬路線に立ち、オバマ政権の方針からは大きく異なる。穏健派でない3人を指名したことは、選挙戦で議論を招いた安全保障に関する方針を踏襲しようとするトランプ氏の意図を示すものだ。

セッションズ氏はトランプ氏と同様、移民への厳しい姿勢で知られる。トランプ氏が選挙戦の序盤で外国人イスラム教徒の米国入国を一時的にすべて禁止する提案を打ち出した際は、これを支持した。

フリン氏は激しい気性の持ち主として知られ、イスラム教やテロをめぐり強硬な立場を取り、陰謀論的な見方を好む傾向もある。国防総省管轄の国家情報局トップを務めていたものの、2014年に解任された。複数の米当局者によると、管理手法を問題視されたためだという。ただフリン氏本人は解任理由について、イスラム教徒によるテロに警鐘を鳴らしたためとしている。

ポンペオ氏は共和党予備選中はトランプ氏を支持しなかった。リビア東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件をめぐる調査では、調査委員会による報告書に付随する形で、「追加意見」を記した報告書を共同執筆。共和党主導の同委員会による報告書について、ヒラリー・クリントン前国務長官やオバマ政権に対する姿勢の厳しさが十分ではないとの見解を示した。

トランプ氏は公約にワシントンからの腐敗や権益の一掃を掲げていたが、3人の候補者はいずれもワシントンでの公職経験者。フリン氏は現在はロビー活動を行う企業を経営し、セッションズ、ポンペオ両氏は連邦議会から直接政権に移る。

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