12歳少年を射殺した警官ら、大陪審が起訴見送り 米国

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少年の持っていたエアガンと本物の銃との比較が争点に=WJW/Cuyahoga County Prosecutor

少年の持っていたエアガンと本物の銃との比較が争点に=WJW/Cuyahoga County Prosecutor

(CNN) 米オハイオ州クリーブランドの公園で昨年11月、エアガンを持っていた黒人少年(12)が警官に射殺された事件で、同州の大陪審は28日、この警官の起訴を見送る判断を下した。

担当検事は少年の射殺について、偶然が重なった結果であり、警官側の犯罪行為を示す証拠はなかったと述べた。

少年は当時、本物の銃そっくりに見えるエアガンを持っていた。通報を受けて、研修中の警官が指導担当警官とともに出動。少年が銃を抜く動作を見て発砲し、少年は搬送先の病院で死亡した。

担当検事は、少年は体格が良く、実際よりもずっと年上に見えたと指摘。警官らにエアガンを差し出そうとしていたか、本物でないことを示そうとした可能性があるものの、警官らがそう認識するのは不可能だったと述べた。銃は本物と見分けがつかず、警官が少年を脅威とみなしたのは合理的な判断だったとの見解を示した。

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