南部連合旗掲げ住民と衝突、15人を起訴 米ジョージア州

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南部連合旗を掲げた集団がテロ関連の罪状で起訴された

南部連合旗を掲げた集団がテロ関連の罪状で起訴された

(CNN) 米南部ジョージア州アトランタ郊外で7月、南部連合の軍旗を掲げた複数のピックアップトラックに乗った集団が誕生日パーティーに集まった黒人住民と衝突した事件で、大陪審は15日までに、トラックに乗っていた15人をテロ関連の罪状で起訴した。

ジョージア州の「ストリートギャング・テロリズム防止法」違反で起訴されたのは「リスペクト・ザ・フラッグ」という組織のメンバー。有罪になれば最高で禁錮20年の判決を受ける可能性がある。

誕生日パーティーには黒人住民が多く参加していた。パーティーの主催者メリッサ・アルフォードさんによれば、リスペクト・ザ・フラッグのメンバーは南部連合の軍旗や武器を掲げており、出席者たちの間には緊張が走ったという。

アルフォードさんはCNNの系列局WSBに対し、メンバーらは黒人を侮蔑する言葉を使い、「うちに来ていた人々を殺してやると言った」と語った。

一方、リスペクト・ザ・フラッグのメンバーは地元紙の取材に対し、パーティーの出席者の誰かが石を投げてきたのがきっかけで口論になったと主張したという。

起訴状によれば、リスペクト・ザ・フラッグは「犯罪的なストリートギャング」で、「暴力犯罪を起こすぞ」とパーティーの出席者を脅迫した。目的は「これらの人々をテロ行為により恐怖に陥れる」ことだったという。

パーティー出席者の一部の代理人を務める南部貧困法律センターは、起訴を歓迎している。

同センターの弁護士、モリス・ディーズ氏は声明で、「これらの臆病者たちは、平和に誕生日パーティーを楽しんでいた丸腰のアフリカ系アメリカ人を、暴力的な人種的憎悪のはけ口にするために選んだ。クー・クラックス・クランを思い起こさせる事例だ」と述べた。

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