米陸軍サイトが乗っ取られる 「シリア電子軍」が声明

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ワシントン(CNN) 米陸軍の一般向けウェブサイトが8日に乗っ取られ、「シリア電子軍」と名乗るハッカー集団が犯行声明を出した。

陸軍サイトの一部が同日午後にアクセス不能となり、ハッキングを宣言するメッセージが表示された。

軍報道官は不正アクセスがあったことを認める声明を出し、データの流出を防ぐ予防的措置としてサイトを一時的に閉鎖したと述べた。

シリア電子軍がこの後、ツイッターで犯行声明を発表。自分たちのメッセージが表示されたとする画面の写真を投稿した。

ノースカロライナ州のフォートブラッグ陸軍基地はフェイスブックの公式ページを通し、同サイトへのアクセスを当面避けるよう呼び掛けた。

問題のサイトは一般市民への情報提供が目的で、機密情報は含まれていないという。

シリア電子軍は親アサド政権派のハッカー集団で、これまでも何件かのサイバー攻撃に関与している。2013年にAP通信のツイッター・アカウントが乗っ取られ、米ホワイトハウスが攻撃されたという偽情報が流れた事件でも犯行声明を出した。

「USA」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]