エボラ感染の米国人2人が退院 「奇跡のよう」

2014.08.22 Fri posted at 09:57 JST

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(CNN) 西アフリカのリベリアでエボラ出血熱に感染し、米アトランタのエモリー大学病院に入院していたケント・ブラントリー医師が21日、無事回復して退院した。

ブラントリー医師は病院職員らと握手やハグを交わし、記者会見で「今日は奇跡のような日だ」「生きて家族と再会できて本当にうれしい」と喜びを語った。

同病院は、ブラントリー医師と共に入院していたナンシー・ライトボルさんも19日に退院したことを明らかにした。本人の希望で発表はしなかったという。

ライトボルさんの夫のデービッド・ライトボルさんは、「ウイルスは消えたが、妻は闘病のために衰弱が激しい」「休養して回復してもらうため、退院の発表はしなかった」とのコメントを出した。

ブラントリー医師とライトボルさんはリベリアで医療活動に従事していてエボラ出血熱に感染し、隔離施設を搭載した特別機で今月、米国に帰国。実験段階の治療薬「Zmapp」を投与されていた。

エモリー大学病院感染症病棟のブルース・リブナー医師は同日記者会見し、2人の退院が「公衆の安全を脅かすことはない」と強調。臓器の障害を起こすことなくエボラ出血熱から回復した患者は一般的に、「完全な回復」が見込めると説明した。Zmappの効果については「助けになったのかどうか、違いがあったのかどうかは分からない」と慎重な見方を示した。

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