米海軍、ノロ退治の秘訣は徹底的な衛生対策

強襲揚陸艦「Iwo Jima」=国防総省提供

強襲揚陸艦「Iwo Jima」=国防総省提供

米海軍艦船では船内を高度な清潔状態に保つことは日常任務の一環となっている。毎朝7時半にはそれぞれの持ち場で掃除をする。各部署がそれぞれ掃除の担当地区を持つ。

受け持ちの連絡路の清潔さを誇る水兵は「船内は我々の居住場所。8~9カ月の出動任務を望むなら、きちんときれいにすることが必要となる」と強調した。

特に調理室では食物を通した病気を防ぐための衛生対策は重要だ。調理担当要員が持ち場で必要な手順を踏まなかった場合、予防医療担当者が毎日、数度にわたって調べ上げる。手をきれいにし、制服の清潔度、適切なヘアネットの着用や調理の手順が不潔でないかなどに目を光らせる。

米海軍艦船内の衛生を高水準に維持する努力は、豪華客船の乗客が望む社交場所、レストラン、酒場やプールのような船内施設がないことでも助かっている。それだけにネイサン軍医総監は豪華客船で感染率が高いウイルスの拡散を止めるのはより難しい仕事とも指摘している。

カリブ海では今年1月、周航中の豪華客船「エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ」でノロウイルスがまん延し乗客、乗員の計約700人が下痢(げり)などの発症を訴えた。また、同じ時期に豪華客船「カリビアン・プリンセス」でも乗客178人、乗員11人がノロウイルスに感染し、同船は航海の短縮を強いられていた。

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