「チョコ菓子の合成着色料やめて」 米国で署名運動

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欧州では、2007年の英国の研究で「合成着色料や保存料を与えた子どもはわずかに多動傾向が増す」と報告されたことを受け、合成着色料の入った食品に「子どもの行動や注意力に悪影響を及ぼす恐れがある」との警告表示が義務付けられた。

多くの食品メーカーは表示を避けるため、自主的に天然着色料に切り替えている。

米国の食品医薬品局(FDA)は、「ADHDなどの障害を持つ一部の子どもが合成着色料を含む添加物などを摂取することで、症状が悪化することがある」と認める一方、症状の悪化は成分そのものに神経毒性があるためではなく、こうした子どもたちが体質的に、添加物などに対して過敏な反応を示すためだとの立場を示す。

これに対してCSPIのマイケル・ジョンソン事務局長は「FDAは国民の健康を守るために着色料の使用を禁止するべきだ」と主張。同時にメーカー側も、安全な天然着色料への切り替えを積極的に進めるべきだと話している。

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