「シリア政府が化学兵器使用」 オバマ米大統領が言明

2013.08.29 Thu posted at 10:21 JST

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シリア・ダマスカス(CNN) オバマ米大統領は28日、米公共放送PBSの番組で、米国はシリア政府が国民に対して化学兵器を使用したとの結論に達したと発表した。シリアに対する限定的な軍事攻撃を実行するか、あるいは一定期間の攻撃を行うかについては「まだ決定していない」と述べた。

英国は国連安全保障理事会でシリアに対する武力行使を認める決議の採択を目指す方針だったが、ロシアと中国の反対により28日の協議は合意には達しなかった。

オバマ大統領はPBSの番組で、「(化学兵器の)配備システムやロケットが使われていることを考慮すると、反体制派が今回の攻撃を実行できたとは考えられない。我々は、シリア政府がこれを実行したとの結論に達した」と語り、「その場合、国際的な対応が必要になる」と強調した。

シリアのアサド政権が、化学兵器を使ったのは反体制派だと反論していることについては、「あらゆる証拠を調べた結果、あのような化学兵器を反体制派が持っているとは考えられない」とした。

ヘイグ英外相は28日、「国連安全保障理事会がシリアに対する責任を負うべき時が来た」と語っていた。これに対してロシアは、シリア政府が化学兵器を使ったという証拠はないと強調しており、決議案に対して拒否権を行使する見通しだ。中国も武力行使に反対する公算が大きい。

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