米オクラホマの巨大竜巻は「最強クラス」

竜巻に破壊された町 米オクラホマ

オクラホマ州ムーア(CNN) 米気象局は21日、オクラホマ州オクラホマシティー南郊のムーアを襲った竜巻の強さは、6段階中で最も強い「EF5」に相当したとの見方を示した。現地では警官や消防士、州兵、ボランティアによる救出作業が続いた。

州検視当局は同日、子ども9人を含む少なくとも24人が死亡したと発表した。負傷者は230人余りに上った。同州のファリン知事は、まだ当局に届け出のない死亡例もあり得ると述べ、犠牲者の数がさらに増える可能性を示唆した。

被害は幅約1.6キロ、長さ約27キロの範囲に及んだ。気象局が被害状況から推定したところによると、竜巻は直径約2キロ、風速約約90メートルの規模だったとみられる。ムーアは人口5万6000人前後の町だが、1999年と2003年にも同様の竜巻に見舞われていた。99年の竜巻は史上最大の風速を記録したとされる。

救出作業には地元の空軍基地や隣接するテキサス州も人員が送り込み、赤十字が緊急車両25台を提供。多数のボランティアも駆けつけ、当局が受け入れ制限を余儀なくされるほどだった。雨やひょうが降り、強風が吹き荒れる中での作業となった。がれきの下から少なくとも100人の生存者が救出されている。地元消防責任者は、21日深夜までに捜索を完了したいとの方針を示した。

竜巻は20日午後、最初の警報が発令されてから5分後に発生し、さらに30分後にムーアに到達した。倒壊した建物の中には2つの小学校が含まれ、死亡した子どものうち7人はその一方の学校で被害に遭ったとみられる。一時安否不明とされた児童約24人はその後、近くの教会に避難して無事だったことが判明した。

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