米上院、ルー氏の財務長官就任を承認

ジャック・ルー氏

ジャック・ルー氏

ワシントン(CNNMoney) 米議会上院は27日、ジェイコブ・ルー前大統領首席補佐官(57)の財務長官への就任を71対26の賛成多数で承認した。ルー氏はクリントン政権で行政管理予算局長を務めるなどの経験を持つ。

オバマ大統領は声明で「ルー氏は民主・共和両党の指導者とともに仕事ができる財政のプロとの評価を得ており、それが中央政界においても最も困難な仕事で成功を収めてきた理由でもある」と述べた。

共和党の一部が反対に回ったのは、ルー氏が金融危機の時期にシティグループ傘下の金融機関に籍を置いていたためで、シティ・オルタナティブ・インベストメンツの最高執行責任者(COO)を務めていた。シティグループは金融危機の際に公的支援を受けている。ルー氏はケイマン諸島にオフショア投資を行っていたほか、90万ドルのボーナスを受け取っていたという。

一方で、他の共和党関係者や米金融界からは、実業界や金融市場での経験が足りないとの懸念の声も出ていた。

新長官を待ち受けるのは、3月1日に発動が迫った強制歳出削減などの財政問題だ。ルー氏は2011年の債務上限をめぐる交渉でも主要な役割を担い、歳出削減案の策定に取り組んだ。

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