同性愛者の軍務禁止規定 米下院が撤廃法案を可決

2010.12.16 Thu posted at 10:15 JST

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ワシントン(CNN)  米下院は15日、同性愛者であることを公言して軍務に就くことを禁じた米軍規定の撤廃法案を250対175の賛成多数で可決した。法案はこの後、上院に送られる。

下院は以前、同様の内容を盛り込んだ関連法案を可決していたが、上院が先週これを阻止したため、新たに単独の法案を準備した。

民主党は同法案の年内成立を目指している。先の中間選挙の結果を反映して来年1月に始まる新会期では上下両院で共和党の勢力が強まり、成立がさらに困難になるとみられるためだ。

上院で議事妨害を阻止するには60票の賛成票が必要となる。民主党は現在58議席しか確保していないため、少なくとも2人の共和党議員から支持を取り付ける必要がある。複数の中道派の共和党議員が法案を支持する姿勢を見せる一方で、時間をかけた審議が必要だとも主張している。

この問題を巡っては国防総省が先月、同性愛を公言する兵士を受け入れても軍に及ぼす長期的影響はほとんどないとする調査結果を報告している。

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