上半身裸の街歩きを禁止、罰金も　イタリア南部ソレント

（ＣＮＮ） 風光明媚（めいび）なリゾート地として知られるイタリア南部のソレントでこのほど、上半身裸や水着姿で街を歩く行為が禁止された。

コッポラ市長が６日にフェイスブック上で発表したところによると、違反者には２５～５００ユーロ（約３４００～６万８７００円）の罰金が科される。

コッポラ氏は、こうした行為が住民や観光客の不安や不快感を招くと主張。禁止令によって生活の質や街の景観を守り、改善することができると述べた。

ソレントはナポリの南方、ソレント半島の北海岸に位置する。南海岸のアマルフィ海岸もドライブの名所として人気を集めているが、先月から車の通行が制限された。

奇数の日付に沿岸の道路を通行できるのはナンバーが奇数の車、偶数の日付はナンバーが偶数の車に限定される。

このルールは観光シーズンの６月１５日～９月３０日に毎週末、特に８月は毎日、午前１０時から午後６時まで適用される。イースター（復活祭）前後の週と４月２４日～５月２日の期間も対象となる。