パリに初のロープウェー計画 2025年開通へ

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仏パリで初めてとなるロープウェーの建設計画が発表された/Courtesy Île-de-France Mobilités

仏パリで初めてとなるロープウェーの建設計画が発表された/Courtesy Île-de-France Mobilités

(CNN) フランスの首都パリに初めてのロープウェーを建設する計画が進んでいる。今年中に着工し、2025年に開通する見通しだ。

「カーブル1」と名付けられたロープウェーはパリ南東のバルドマルヌ県に建設される。郊外のビルヌーブ・サンジョルジュから地下鉄8号線のポワント・デュ・ラック駅の近くまで、全長4.5キロの空中を17分で走る。所要時間はバスで移動する場合の約半分に短縮される。

構想の実現可能性などを検討する調査が完了し、計画を主導するパリの建築事務所「アトリエ・シャール」がこのほど完成予想図を公開した。

総工費の予算は1億3200万ユーロ(約200億円)。

各ゴンドラは10人乗りで、ピークの時間帯には30秒に1台のペースで運行し、1日あたり約1万1000人の乗客を見込む。

フランス国内では西部ブレスト、南東部グルノーブルなどの都市に同じようなロープウェーが走っているが、パリではカーブル1が初の路線となる。

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