暴れる乗客が運航の安全を脅かす実態、米航空局が動画で警鐘

機内で暴れる乗客の存在が操縦士の業務に影響を及ぼすことを警告する動画が公開された/Photo by Joe Raedle/Getty Images

機内で暴れる乗客の存在が操縦士の業務に影響を及ぼすことを警告する動画が公開された/Photo by Joe Raedle/Getty Images

(CNN) 旅客機の機内で暴れる乗客の存在は、客室乗務員だけの問題ではなく、安全な運航を続けようとする操縦士を妨害することにもなる――。そんな実態を知ってもらおうと、米連邦航空局(FAA)は24日、機内の騒ぎの様子を収録した動画を公開した。

FAAの動画には、乗客が引き起こした非常事態を報告する乗員と管制塔との実際のやり取りが収録されている。背後では叫び声が聞こえ、機内で起きている騒ぎの様子が伝わってくる。

乗員は管制官に「後ろで暴れている乗客がいます」「非常事態を宣言しました。行き先の変更を求めます」と告げていた。

機内で騒ぎを起こす乗客の数は増え続けている。FAAが24日に発表した統計によると、今年に入って乗員から寄せられた報告は3988件に上り、この1週間で99件増えた。報告の73%以上は、米連邦政府によるマスク着用義務付けに関係していた。

パイロット組合に所属する操縦士のデニス・タージェー氏は「背後で騒ぎが起きた瞬間、乗員全員がそれに気を取られる」「まず第一に望むのは、この航空機の安全を保つという本来の職務をかき乱されないことだ」と話している。

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