「人魚」になる中国人が増加中、その理由は?

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アトランティス三亜の水族館「アンバサダー・ラグーン」で100人の人魚が水に入った=4月28日/Courtesy of Atlantis Sanya/PADI

アトランティス三亜の水族館「アンバサダー・ラグーン」で100人の人魚が水に入った=4月28日/Courtesy of Atlantis Sanya/PADI

リーさんが初めて海中に潜ったのは2012年、タイのピピ島でのこと。その瞬間からとりこになった。

「海の下の世界は地上とまるで違う。色鮮やかな魚やサンゴにびっくりしたし、水中での感覚も驚きだった」

「この旅をしてからというもの、海に病みつきになった。その後フリーダイビングのコースを受講して、フリーダイバーになった」

15年には、フリーダイビングの国際審判員やインストラクターを養成するコースを修了。中国で指導に当たる初の女性インストラクターになったという。

そして同年、フリーダイビングのスキルを生かしてもう一つの夢を模索した。人魚になるという夢だ。

尾の作成から世界記録達成のパフォーマンス主催へ

「私がダイビングを始めたときマーメイドダイビング、あるいは私の好きな言い方ではマーメイディングはまだ普及していなかった」とリーさんは語る。

「着想源になったのは『スプラッシュ』という1980年代の映画だった。ヒロインは海に住む人魚で、そのイメージがずっと頭に残っている」

「海でフリーダイビングできることが分かった後、突然、人魚になるアイデアが浮かんだ。その時の興奮は言葉で言い表せないほどだった」

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