今こそ訪れたい、欧州の「穴場」観光地17選

欧州山岳地帯最大の「穴場」の1つ、スペインのピコス・デ・エウロパ/VW Pics/Universal Images Group/UIG/Getty Images
写真特集:欧州を一巡、極上の観光地17選

欧州山岳地帯最大の「穴場」の1つ、スペインのピコス・デ・エウロパ/VW Pics/Universal Images Group/UIG/Getty Images

(CNN) 18世紀後半から19世紀初頭にかけ、欧州大陸を巡遊する旅は一定の富と地位を持つ人々に許された格別の楽しみだった。

21世紀の現在、欧州旅行はより幅広い魅力を提供してくれる。格安航空の普及や高速鉄道の拡大に伴い、見事な観光資源を有しながら注目度はそれほどでもなかった穴場的な地域が、旅行先の候補として名乗りを上げるようになったからだ。

以下では、現代の旅行者が今こそ訪れるべき、欧州で最も素晴らしい観光地を17カ所ご紹介する。

ピコス・デ・エウロパ(スペイン)

スペイン初の国立公園があるピコス・デ・エウロパは、西欧の山岳地帯の中でも最大の「穴場」の1つだ。ゴツゴツした石灰岩の山頂や深い渓谷には複数のハイキングコースがあり、冒険好きの旅行者が訪れる深い洞窟もある。またフエンテ・デにあるケーブルカーからは広大な景色が楽しめる。

ロフォーテン諸島(ノルウェー)

/Jonathan NackstrandAFP/Getty Images
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北極圏に位置するノルウェーのロフォーテン諸島は、5月から7月に訪れると太陽が地平線以下に沈まず、また真冬に訪れると夜にオーロラが観賞できる。

岩だらけの山々や、水が水晶のように澄み切った入り江にはさまざまな種類の水鳥や海洋生物が生息している。また島々のビーチは北半球でも有数のサーフスポットとして知られている。

アプセニ山地(ルーマニア)

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トランシルバニアに位置する西カルパティア山脈の一部であるアプセニ山地は、夏でも涼しく、古代の森や石灰岩の険しい岩山を通る遊歩道も混んでおらず、夏の休暇を過ごすには最適な場所だ。運が良ければヒグマやオオカミを見ることもできる。

エフェソス(トルコ)

/Anadolu Agency/Getty Images
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トルコ西部セルチュク近くにあるエフェソスは、丹念な発掘・復元作業のおかげで、今や欧州で最も完全体に近い古代ギリシャ・ローマ時代の都市だ。

2世紀に建設されたケルスス図書館、ケルスス図書館に通ずるクレテス通り、聖パウロが説教をしたとされる大劇場など、見所は多い。

アヴィニョン(フランス)

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アヴィニョンは、人口は10万人に満たないが、アヴィニョン教皇庁、ノートルダム・デ・ドン大聖堂、サン・ベネゼ橋など、歴史的、文化的名所は非常に豊富だ。

毎年7月には欧州最大級の文化イベントである演劇祭が開催される。

リスボン(ポルトガル)

ポルトガルの首都リスボンのフードシーンの人気が最近急上昇している。

リベイラ市場に併設された「タイムアウト・マーケット」というフードコートには、さまざまな種類の露店が並び、2017年には360万人が訪れた。どの露店も最高だが、シーフードなら「マリスケリア・アズール」が一番。「カフェ・デ・サン・ベント」のステーキも絶品だ。

またエッグタルトを味わうなら、エッグタルトを最初に作った老舗「パステイス・デ・ベレン」がおすすめだ。

ディングル半島(アイルランド)

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アイルランド南西部ケリー州に位置するディングル半島は、活動的で冒険好きな旅行者には天国のような場所だ。

ブランドン山の登山はきついが、大西洋や半島全体を一望する絶景が楽しめる。またサーフスポットであるインチビーチは、初心者からプロまでサーフィンが楽しめる。

プロヴディフ(ブルガリア)

ブルガリア第2の都市プロヴディフは、イタリアのマテーラとともに2019年の欧州文化首都に選ばれており、ベルリンの壁崩壊30周年を祝う展示会やスイングダンス・フェスティバル、地元の民族音楽のイベントが予定されている。

また2世紀に作られたローマ劇場や石畳の旧市街など、旅行者を魅了する見所も豊富だ。

ポンペイ(イタリア)

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ポンペイは、年間250万人以上が訪れる人気スポットで常に混雑しているが、訪れる価値はある。

完全な形で保存された古代都市であるポンペイは、紀元79年のヴェスヴィオ山の大噴火で火山灰に埋もれ、欧州の都市の中でも異彩を放っている。壁画や当時の人々が使っていた器具から、噴火前の人々の生活の様子をうかがい知ることができる。

アテネ(ギリシャ)

アテネで最も人気のある観光スポットといえばユネスコの世界遺産にも登録されているアクロポリスだが、アテネの魅力は観光だけではない。

街の壁がグラフィティで埋め尽くされた最先端のエクサルヒア地区は、街角でコーヒーを飲んだり、煙の立ち込めたバーでジャズを楽しむには最適な場所だ。

ザルツブルク(オーストリア)

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ザルツブルグは中欧で最も絵になる都市と言えるだろう。11世紀に建設されたホーエンザルツブルク城など、数々の美しい宮殿や教会があり、それらの背景にはアルプス山脈がそびえる。

ユネスコ世界遺産にも登録されているこの都市は、モーツァルト生誕の地であり、また映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台にもなった。

ヘンネストランド(デンマーク)

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ユトランド半島西岸に位置するヘンネストランドは、アウトドア好きのデンマークの人々が余暇を過ごすのに絶好の場所だ。

砂丘のあちこちに日陰があるが、ビーチの少し奥に遊歩道があり、散歩や野生生物の観賞が楽しめる。

ブルージュ(ベルギー)

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ブルージュの中世の雰囲気が漂う街路や曲がりくねった運河は非常に魅力的だ。また街の中心にあるマルクト広場は、ベルギービールを飲みながら世の中の動きを観察するのに最適な場所だ。

小さな街で混雑することもあるため、訪れるなら比較的空いている冬、特に1月か2月がおすすめだ。

デュッセルドルフ(ドイツ)

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デュッセルドルフは、昨今のアートブームの中、世界的に評価の高い芸術祭が開催されることもあり、欧州の流行に敏感な旅行者の間で人気が高まっている。

19世紀の州議会議事堂を改修したK21州立美術館は、1980年以降の現代芸術が展示されており、今最も人気の高い観光スポットの1つだ。また建築家フランク・ゲーリーが設計した3棟のビル、ノイアー・ツォルホーフなど、メディエンハーフェン地区の最新建築も見所だ。

ヴロツワフ(ポーランド)

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ヴロツワフは大変見事な建築で知られる。最も有名なのは旧市街広場にあるゴシック建築の旧市庁舎だが、他にもオーデル川沿いにあり、夜ライトアップされるヴロツワフ大学や、高くそびえる2つの塔がある洗礼者ヨハネ大聖堂など、見所は多い。

フローニンゲン(オランダ)

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運河や伝統的なオランダ建築が見られるフローニンゲンは、アムステルダムのように旅行者で混雑していない。観光には自転車が便利だ。道が平らで走りやすい。

マルティニ塔に上ったり、ノーダープランツーン公園を散策したり、大変おしゃれな店「ベーカリーブランシュ」でブランチを食べるのもいい。

ケアンゴームズ(スコットランド)

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ケアンゴームズ国立公園はスコットランド第2の国立公園で、英国本島で最も荒涼とした場所の1つとされている。健脚なハイカーたちで一年中にぎわうベン・マクドゥイ山やケーン・ゴーム山など、アウトドア好きには天国だ。

真冬にはスキーが楽しめる。また、野生生物が好きなら数日滞在してイヌワシ、キタリス、ユキウサギ、さらに発見が極めて困難なスコットランドヤマネコを探してみるのもいい。

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