英ヒースロー、新滑走路建設で世界最大の空港へ 議会が計画承認

新滑走路建設で英ヒースロー空港を利用する乗客数が世界最大になるという

新滑走路建設で英ヒースロー空港を利用する乗客数が世界最大になるという

(CNN) 英国議会は25日、ロンドンのヒースロー空港に3本目の滑走路を建設する提案について採決を行い、大多数の賛成によってこれを承認した。滑走路が拡張されれば、ヒースローを利用する旅行客の数は世界最大規模に膨れ上がるとみられる。

滑走路建設の提案書によると、設備の拡張を受けてヒースローを離発着する航空機の乗客数は2030年までに現在の年間約8000万人から同1億1000万人に増える可能性がある。

2017年の乗客数のランキングではアトランタ国際空港が1億400万人でトップ。以下9600万人の北京首都国際空港、8800万人のドバイ、8500万人の東京・羽田、8460万人の米ロサンゼルス空港と続く。ヒースローは7800万人で7位。

より多くの乗客に利用されれば、ヒースローのハブ空港としての地位が高まるほか、欧州連合(EU)からの離脱で生じうる何らかの経済的低迷を打ち消す効果も期待できる。

ただ人口密集地域に位置する空港の規模拡張をめぐっては、周辺住民への影響や環境に対する負荷などを理由に、長年反対を訴える声も存在する。

英BBCは、野党・労働党のジョン・マクドネル氏がヒースローの拡張について「地球への脅威だ」と発言したと報じた。同氏は労働党が政権をとれば拡張は中止するとも語ったという。

政府内での強硬な反対派として知られるジョンソン外相は、外遊中のため採決を欠席した。

滑走路建設にかかる費用は143億ポンド(約2兆円)。工事が始まれば住宅数百棟が破壊されることになるとみられている。

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