スカート内盗撮に罰則の法案、議員1人の反対で成立せず 英

ロンドン(CNN) 英国議会の下院で17日までに、女性のスカートの中の盗撮などを犯罪とする法案が上程される予定だったものの、与党・保守党の議員1人が反対を表明し、審議が阻止される事態となった。

英国のPA通信によると、政府も支持に転じた同法案を最初に動議した自由民主党議員は今年7月6日に議会での再審議を要求。ただ、議員1人の抵抗で再び頓挫(とんざ)する可能性もある。この保守党議員が法案に難色を示した理由は伝えられていない。

同法案は違反者に対し最長で禁錮2年の処罰を想定。悪質な場合は、性犯罪者として登録することも盛り込んでいた。

15日の議会審議は2回目となる予定で、政府が法案支持を打ち出した数時間後だっただけに法案は順調に通過するとの期待も出ていた。

議員1人の反対表明に対しては他の議員から「恥を知れ!」などの非難が出たという。

PA通信によると、スカート中ののぞき見対策などに関する法律は英スコットランドには約10年前からあるが、イングランドやウェールズにはない。イングランドでは昨年、違法行為の法制化を求めるキャンペーンがインターネット上で始まっていた。

スカートの中の盗撮禁止などの法制化を促す運動は他国でも起きており、米国やオーストラリアの一部の州では関連法案を成立させ、ニュージーランドやインドでは違法行為となっている。

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