米グーグル、外出先など人々の「移動」に関する情報を公開

グーグルが人々の移動に関する情報を公開した。当局者による新型コロナウイルスへの対応を支援する狙い/Justin Sullivan/Getty Images

グーグルが人々の移動に関する情報を公開した。当局者による新型コロナウイルスへの対応を支援する狙い/Justin Sullivan/Getty Images

ロンドン(CNN Business) 米グーグルは、新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大しているなか、人々の移動に関する情報を公開した。「コミュニティー・モビリティー・リポーツ」と呼ばれるもので、131の国と地域が対象。

グーグルは、時系列や地形によって人々の移動の傾向を追跡することで、政府や保健当局が新型コロナウイルスの感染拡大に対応する際の一助になればとしている。

情報には2~3日前のデータが含まれ、人々の行動や他人との距離の置き方の傾向を示している。国別や地域別に見ることが可能で、小売店や薬局、公園、職場などへの人々の移動も示される。新型コロナウイルスの感染が拡大する前にそうした場所にどれくらいの人がいたのかについてもわかるという。

グーグルは、今回の情報について、位置情報に関する設定を有効にしたユーザーからの情報を匿名化して作成したと説明。ユーザーの身元判明につながるような情報も公開しないとしている。

利用者はパンデミック(世界的大流行)が続く間、リポートを入手できる/Google
利用者はパンデミック(世界的大流行)が続く間、リポートを入手できる/Google

ただ、専門家からはプライバシーに関する懸念の声も出ている。公共データを利用するというグーグルの決断について、効率的に新型コロナウイルスの感染拡大に対応するための大規模な監視の必要性と、収集されたあらゆるデータに関する守秘義務やプライバシー、同意との重要な対立が提起されたという。

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