英王室がSNS投稿に指針 キャサリン妃、メーガン妃への中傷で

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英王室が、キャサリン妃、メーガン妃を中傷する投稿への対策を発表/Michael Steele/Getty Images Europe/Getty Images

英王室が、キャサリン妃、メーガン妃を中傷する投稿への対策を発表/Michael Steele/Getty Images Europe/Getty Images

ロンドン(CNN) 英王室は4日、ソーシャルメディアへの投稿者に「礼儀」や「思いやり」「敬意」を求める指針を発表した。

インターネット上では最近、ウィリアム王子の妻キャサリン妃やヘンリー王子の妻メーガン妃に対する中傷的な書き込みが目立っている。

これに対して王室の指針は、ソーシャルメディア上の王室アカウントに「安全な環境」を確保するとの目的を掲げ、アカウントに下品な内容や攻撃的、脅迫的、差別的なコメントを書き込むことを禁止。指針に従わない書き込みがあった場合は削除したり、投稿者をブロックし、警察に通報したりすることもあり得るとしている。

王室とウィリアム王子らの私邸、ケンジントン宮殿はフェイスブック、インスタグラム、ツイッターなどに公式アカウントを持ち、そのフォロワー数は計数百万人に上る。

そこへ最近、女性べっ視の書き込みや、黒人の母を持つメーガン妃に対する人種差別的なコメントが盛んに書き込まれ、王室が懸念を示してきた。

ケンジントン宮殿は先月、キャサリン妃とメーガン妃それぞれのファンが他方を中傷する投稿などをめぐり、ソーシャルメディア各社に対応への支援を要請していた。

各社とも独自の指針を定めているが、これまで中傷的な投稿などへの対応の遅れが批判されてきた。

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