ソニー、イヌ型ロボット「アイボ」再び 新型を1月発売

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イヌ型ロボット「アイボ」が復活

香港(CNNMoney) ソニーは1日、1990年代に発売したイヌ型ロボット「AIBO(アイボ)」の後継モデルを発表した。来年1月に発売する予定だ。

アイボは人工知能(AI)を搭載し、しっぽを振ったりボールを追いかけたり、「お手」などの芸を覚えたりする。

目の位置にある小さなスクリーンで繊細な表情の変化を示し、口元の動きで笑顔を見せる。丸みを帯びた形も特徴だ。

平井一夫社長が都内での発表会見で語ったところによると、価格は税別で19万8000円。

99年に売り出した3000体のアイボはわずか20分で完売した。同社はその後2種類のモデルを発表したが、より手頃なロボットの登場で人気は下火になり、2006年に生産を打ち切っていた。

しかしその後、世界のIT企業がAIの開発を競い合うようになった市場の変化を受けて、再参入に踏み切った。同社は昨年からAI専門の米ベンチャー、コジタイに資本参加し、AIやロボット分野のベンチャーに出資するファンドを設立するなど、技術への投資を進めてきた。

ソニーは今後、ロボットの分野でアマゾンやグーグルなどのIT大手と競うことになる。アイボはこの先、アマゾンの「アレクサ」や「グーグルホーム」のようなアシスタント機器と競合することも予想される。

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