「女性は技術職に向かない」、米グーグル従業員の主張で物議

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大手IT企業の間では、社員に占める女性の割合を高めることが課題となっている

大手IT企業の間では、社員に占める女性の割合を高めることが課題となっている

ソーシャルメディアにもこの問題に関する投稿が相次いだ。プログラマーだという女性はツイッターへの投稿の中で、もしグーグルの人事が何の対応もしなければ、同社をやめることも考えていると打ち明けた。

かつてグーグルに勤務していた女性技術者エリカ・ベイカー氏は、今回の文書について「失望したが、予想外ではない」とコメント。「今回の行為に取り立てて目新しさはない。目新しい点があるとすれば、この従業員が8ページに及ぶ性差別的な論議を長々と展開して社内で共有しても大丈夫だと思った点だ」と指摘した。

グーグルをはじめとするシリコンバレーのIT企業は長年にわたり、非白人・非男性の従業員が占める割合が低い問題に対応しようとして苦戦してきた。

同社が6月に発表した報告書によると、全従業員に男性が占める割合は約69%、白人が占める割合は56%に上っている。

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