ボストン爆破事件、ネットに流れた5つの偽情報

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犠牲になった少年とは別の少年や少女の写真を「犠牲者」として掲載する投稿も=Twitterより

犠牲になった少年とは別の少年や少女の写真を「犠牲者」として掲載する投稿も=Twitterより

2.「8歳の少女ランナーも死亡」

マラソンレースで走る少女の写真と、「爆発で亡くなったこの子は、コネティカット州の小学校銃乱射事件の犠牲者のためにチャリティ参加していた」という痛ましい話が流れた。

よく見ると、少女のゼッケンにはバージニア州で開催された別のマラソン大会の名前が書いてある。そもそもボストン・マラソンに子どもは参加できない。

交流サイトの「グーグル・プラス」でシェアされたこの写真は16日までに500件以上のコメントを集め、「注目の話題」として一部を除く全ユーザーのページに表示された。

少女が参加していた大会の主催者はフェイスブック上で、「写真が不正に使われた」とのコメントを出した。

3.「リツイート1件で犠牲者に1ドル寄付」

ツイッターにはボストン・マラソンの主催者を装って、「リツイート1件につき1ドルを犠牲者に寄付します」というアカウントが登場。15日夜のうちに、リツイートは5万件を超えた。もちろんこれは偽物で、ツイッターはまもなくアカウントを閉鎖する措置を取った。

ツイッターにはこのほか、犠牲者の写真として8歳の少女と、レースに参加する少年の姿が掲載された。死者の中に8歳の少年はいたが、彼はランナーでなく、レースの応援に訪れていて悲劇に遭った。

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