オバマ米大統領、次期国務長官にケリー上院議員を指名

オバマ米大統領(左)とジョン・ケリー氏

オバマ米大統領(左)とジョン・ケリー氏

ワシントン(CNN) オバマ米大統領は21日、退任予定のクリントン国務長官の後任に、元大統領候補で現在、上院外交委員長を務めるジョン・ケリー上院議員を指名した。

オバマ大統領は指名会見で、「ジョン(ケリー氏)は長きにわたり、世界各国の指導者の敬意と信頼を勝ち取ってきた。彼にはオンザジョブ・トレーニング(OJT)はさほど必要ない」とし、「ジョン・ケリーほど、多くの大統領や首相を知り、米国の外交に精通している人物はそういない。彼こそ、今後数年間の米国の外交を任せるのに最もふさわしい人物だ」と述べた。

実際、ケリー氏はこれまでオバマ政権の代表として世界各国を訪問し、亀裂の入った関係を修復してきた。5月には、国際テロ組織アルカイダ指導者オサマ・ビンラディン容疑者殺害をめぐり関係が悪化したパキスタンを訪問した。

またオバマ大統領は、ケリー氏は民主、共和両党の上院議員から尊敬と信頼を得ているとし、同氏の国務長官任命は上院で早期に承認されるとの見通しを示した。

クリントン長官は、脳振盪(のうしんとう)を起こして自宅療養中で指名会見には姿を見せなかったが、ケリー氏指名について「最良の選択」との声明を出した。

当初、スーザン・ライス国連大使の就任が有力視されていたが、リビアのベンガジの総領事館が襲撃された事件をめぐるライス氏の発言に対し、野党共和党の上院議員らが「誤解を与える発言」と批判し、仮に指名されても承認しない構えを見せたことから、ライス氏の名は外された。

その直後に、ケリー氏が最有力候補に浮上。ライス氏の指名に反対していた共和党議員からもケリー氏の就任を望む声が上がっていた。

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