北朝鮮、各国外交官を隔離 新型肺炎の感染阻止で

北朝鮮は新型コロナウイルスに対する警戒感を強めている/alexkuehni/Getty

北朝鮮は新型コロナウイルスに対する警戒感を強めている/alexkuehni/Getty

(CNN) 新型肺炎の感染拡大を阻止するため北朝鮮当局が首都・平壌に駐在する外国の外交官らに隔離措置を講じていることが27日までにわかった。北朝鮮内にいる消息筋がCNNの取材に明らかにした。

この消息筋は北朝鮮当局者が新型肺炎の問題に極めて敏感になっていることを踏まえ、匿名での取材受け入れを要請。外交官らは大使館などの敷地内から出ることが許されていないとした。

「我々は基本的にとらわれの身も同然」とし、「退屈な日常生活に直面しているが、この状態がいつまで続くのか誰も知らない」と述べた。

平壌の外国大使館は今月初旬から始まった隔離措置は3月1日まで維持されるとの通知を受けたという。しかし、「北朝鮮当局の偏執的なまでの心理状態を踏まえ、実際は誰もこの日程を信じていない」と打ち明けた。

北朝鮮は国内に新型肺炎の感染者はいないとしている。一方で公衆衛生の専門家は新型肺炎の拡散が最初に始まった中国と国境を接し、国内の医療体制も限られていることから感染拡大が非常に発生しやすい状況にあるとも警告している。

北朝鮮に出入りする全ての航空路線は新たな通知があるまで運休を強いられているという。

新型肺炎の流行を受け北朝鮮は既に平壌で毎年実施されるマラソン大会を中止。新型肺炎の感染が始まる初期の段階では国境閉鎖を迅速に打ち出し、国内にいる全ての外国人を30日間隔離する方途も発表していた。

北朝鮮に駐在する複数の外交官によると、同国内にいる外国の外交官の正確な人数は不明だが、数百人規模とも推定されている。

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