米大リーグ、大谷翔平とアクーニャが満票でMVP

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エンゼルスの大谷翔平(右)とブレーブスのロナルド・アクーニャが満票でMVPに選出/Mike Carlson/MLB/Kyodo News/Getty Images

エンゼルスの大谷翔平(右)とブレーブスのロナルド・アクーニャが満票でMVPに選出/Mike Carlson/MLB/Kyodo News/Getty Images

(CNN) 全米野球記者協会(BBWAA)は16日夜、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平とブレーブスのロナルド・アクーニャを満票で最優秀選手(MVP)に選出した。2人はア・リーグ、ナ・リーグそれぞれの1位票30票をすべて獲得した。

大谷はア・リーグMVPを満票で2回受賞した史上初の選手となった。外国生まれでMVPを複数回受賞した選手は、大谷以外ではアルバート・プホルスとミゲル・カブレラのみ。大谷は投票で計420ポイントを獲得し、264ポイントのコーリー・シーガー、216ポイントのマーカス・セミエン(ともにレンジャース)を上回った。

大谷はMLBネットワークの番組で「去年ももちろん取りたかったですけど、ジャッジ選手が素晴らしかったですし、今年もシーガー選手もセミエン選手もワールドシリーズを優勝したように素晴らしい年だったなと思うので、それに負けないくらいのシーズンにしたいなとは思っていましたけど、個人的に取れて特別なことだなと思います」と喜びを語った。

大谷は2021年にア・リーグMVPを受賞しており、昨シーズンは2位だった。

今年の大谷はホームラン44本でア・リーグのホームラン王に輝き、OPS1・066は両リーグトップ。打率3割4厘、20盗塁をマークした。

投手としても、8月に右肘の内側側副靭帯(じんたい)を損傷するまで23試合に先発し、10勝5敗、防御率3・14の成績を記録した。

一方、アクーニャはホームラン41本、73盗塁という歴史的なシーズンを送り、初のナ・リーグMVPを受賞。149得点、217安打、出塁率4割1分6厘、OPS1・012はいずれもリーグトップだった。

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