米女優アン・ヘッシュさん脳死判定 家族らが声明「明るい光失った」

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米女優アン・ヘッシュさんに脳死判定、キャリアを振り返る

(CNN) 運転する車で米カリフォルニア州ロサンゼルスの住宅に突っ込む事故を起こし、昏睡(こんすい)状態に陥っていた米女優アン・ヘッシュさん(53)が12日、脳死と判定された。家族や友人が声明で明らかにした。

CNNは彼らの代表者を通じて声明を共有した。同州の法律上、脳死は死亡とみなされる。代表者によれば、ヘッシュさんは事故の結果、重篤な無酸素性脳損傷を負っていた。

声明でヘッシュさんの家族は「明るい光を失った。優しくて最高に楽しげな人、愛情深い母親で誠実な友人を失った」と、故人を悼んだ。

地元警察によるとヘッシュさんの運転していた車は5日、高速で道路を外れ、ロサンゼルスの住宅に衝突。住宅は炎上した。中にいた女性1人が軽傷を負い、治療が必要になった。

ヘッシュさんは現在も生命維持装置を着けた状態にあり、臓器提供が可能かどうか今後家族らが判断すると代表者は述べた。

家族らは11日の声明で、ヘッシュさんが「長く」臓器提供を希望していたことを説明。本人の「思いやり」と「寛大な心」に敬意を表した。

またヘッシュさんの治療に当たった病院の医療チームに対して感謝の言葉を贈った。

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