猛犬から妹を守った少年、スパイダーマン俳優が撮影現場に招待
(CNN) 映画「スパイダーマン」シリーズの主演俳優トム・ホランドさんが、猛犬から妹を守って重傷を負った少年を、最新作「ノー・ウェイ・ホーム」の舞台セットに招待するという約束を果たした。
スパイダーマンファンのブリッジャー・ウォーカー君は、6歳だった2020年7月、4歳の妹を救うためにとっさの行動に出た。家族がCNNに語ったところによると、妹が米ワイオミング州の自宅前で遊んでいたところ、ジャーマンシェパードのミックス犬に襲われ、ウォーカー君は自分を盾にして妹を守った。ウォーカー君は頬を噛(か)まれるなどして重傷を負い、2時間かけて90針以上を縫う手術を受けた。
これを知ったアン・ハサウェイさん、クリス・エバンスさん、マーク・ラファロさんなどの俳優が、SNSの投稿や個人的なメッセージを通じてウォーカー君の勇気をたたえた。ホランドさんは、ウォーカー君を招いてクモの糸を操る本物の体験をさせてあげると約束していた。
ウォーカー君の父親は、舞台セット訪問時の写真と動画をインスタグラムに投稿した。動画には、スパイダーマン姿のホランドさんと一緒にスタントに参加するウォーカー君が映っている。