ユダヤ人歌手、独ホテルでの「差別的扱い」に抗議

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ユダヤ人歌手ギル・オファリムさん/Gerald Matzka/picture alliance/Getty Images

ユダヤ人歌手ギル・オファリムさん/Gerald Matzka/picture alliance/Getty Images

(CNN) ドイツ在住のユダヤ人歌手、ギル・オファリムさんが同国東部ライプチヒのホテルで差別的な扱いを受けたと主張し、ホテル側が調査に乗り出した。

オファリムさんは5日、インスタグラムに投稿した動画の中で、ライプチヒ市内のウェスティンホテルで4日に受けたという差別について語った。

ユダヤ教の象徴「ダビデの星」のネックレスを着けてチェックインしようとしたオファリムさんに対して、従業員らは後ろに並んでいたほかの客を優先し、チェックインは「星を片付けてから」だと告げたという。

ホテルの支配人はCNNへのメールで、この件を深刻に受け止めていると述べ、関与した従業員らを停職処分として調査を進めていると説明。「国際的なホテルとして、いかなる差別も否定する」との立場を示した。

オファリムさんのマネジャーは5日、「本人はきょうになってもショックから立ち直れない様子だ」と語った。

独ユダヤ人団体、ユダヤ人中央評議会の代表者もツイッターを通し、オファリムさんに対する「反ユダヤ主義の敵意」は衝撃的だと述べた。

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