ルーブル美術館、4カ月ぶりに再開 モナリザ鑑賞にも距離の確保を

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パリのルーブル美術館が4カ月ぶりに再開した/Pascal Le Segretain/Getty Images

パリのルーブル美術館が4カ月ぶりに再開した/Pascal Le Segretain/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルス感染拡大を受けて3月13日から休館していたパリのルーブル美術館が6日から再開した。

ただし、人気の名画「モナリザ」を鑑賞するには一方通行のルートに従い、互いに1メートル以上の距離を置くことを求められる。

チケットは事前予約制で、受け付けは先月15日から始まっていた。25歳未満の欧州連合(EU)在住者は入場無料だが、やはり予約の必要がある。

11歳未満の子どもを除く来館者全員とスタッフはマスク着用が必須とされ、入り口には消毒コーナーが設けられた。

来場者にはマスクの着用や距離の確保が求められる/FRANCOIS GUILLOT/AFP via Getty Images
来場者にはマスクの着用や距離の確保が求められる/FRANCOIS GUILLOT/AFP via Getty Images

クロークは当面閉鎖する。中世~ルネッサンスのフランス彫刻、アジア・アフリカ・オセアニア・アメリカ先住民美術など、一部の展示は引き続き休止する。

美術館の前では6日、観光業界への支援不足を訴えるツアーガイドらのグループが抗議デモを実施した。

美術館の外でデモを行うツアーガイドら/Pascal Le Segretain/Getty Images
美術館の外でデモを行うツアーガイドら/Pascal Le Segretain/Getty Images

ルーブルの休館中の損失は4000万ユーロ(約48億5000万円)を超えたとされる。パリを訪れる外国人観光客はまだ以前よりはるかに少なく、当面は地元住民が来館者の大半を占める見通しだ。

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