チーフスのスーパーボウル進出、「悪運」ファンの自宅観戦のおかげ?

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チーフス快進撃は「悪運」ファンがスタジアム観戦を自粛したおかげ?/Jamie Squire/Getty Images North America/Getty Images

チーフス快進撃は「悪運」ファンがスタジアム観戦を自粛したおかげ?/Jamie Squire/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米プロフットボール(NFL)の年間王者を決める試合「スーパーボウル」にアメリカン・カンファレンス(AFC)代表としてカンザスシティー・チーフスが進出を決めたが、これは、「悪運」のファンがスタジアムで観戦をしなかったおかげかもしれない。

チーフスのファンの間で「悪運チャック」として知られるチャールズ・ペンさんは、縁起を担ぐファンから非公式に本拠地のスタジアムへの入場を禁止されている。

ペンさんの友人の間でこの内輪の冗談は始まったが、注目を集めるようになったのは、1月12日に行われたプレーオフのヒューストン・テキサンズとの試合で第1クオーターにスタジアムを立ち去る動画を投稿した際だった。ペンさんがスタジアムを立ち去る次点でテキサンズは21―0とチーフスに大量リードしていた。

ペンさんは投稿の中で、チームの調子が良くないのは自分がいるためかもしれないと言及。「だから出ていく」などと語っていた。

ペンさんはその後、CNNの取材に対して、ジンクスなどは信じていないとし、当時の行動はただ自暴自棄になったからと振り返った。

試合はその後、チーフスが第2クオーターに28点を取って逆転。試合も51―31と大勝した。

19日に行われたカンファレンス決勝ではチーフスの「依頼」によって自宅観戦した。ただ、チーフスは自宅観戦するペンさんのためにユニホームをプレゼントするなどしていた。

カンザスシティー生まれのペンさんは長年のチーフスファンだが、ペンさんがスタジアムで観戦したプレーオフの試合は全て負けていた。この流れは2013年に始まり、2017年のプレーオフでもチーフスは敗退していた。

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