米俳優ジャシー・スモレット、16の重罪で起訴 虚偽通報の疑い

ジャシー・スモレット被告/Leon Bennett/Getty Images

ジャシー・スモレット被告/Leon Bennett/Getty Images

シカゴ(CNN) 米イリノイ州クック郡の大陪審は9日までに、米人気ドラマ「エンパイア 成功の代償」に出演していた俳優のジャシー・スモレット被告を虚偽通報に絡む16の重罪で起訴した。

スモレット被告の弁護チームは、現時点での声明はないとしている。被告は現在保釈中で、14日に罪状認否に臨む。

スモレット被告は1月、シカゴで襲撃を受けたと警察に通報し、首にロープをかけられたと主張。警察は当初、憎悪犯罪(ヘイトクライム)の可能性があるとみて捜査していた。

CNNが入手した起訴状によると、スモレット被告は事件後に警官と捜査員に証言したが、一部の証言の詳細部分に食い違いがあったとされる。

警察は2月中旬、ある兄弟2人を「重要参考人」として拘束。だが警察の情報筋によると、スモレット被告は兄弟と知り合いで、襲撃を自作自演するために3500ドル(約39万円)を支払っていたとの疑いが浮上した。その2人はその後訴追されずに解放された。

スモレット被告は襲撃計画への関与を一切否定している。虚偽通報絡みの容疑で2月に訴追され、10万ドルを支払って保釈された。保釈条件としてパスポートの提出や、判決が出るまで監督下で生活することを命じられていた。

スモレット被告の代理人は8日、「他の市民と同様に、スモレット氏は推定無罪だ。真偽の入り交じった情報がリークされる捜査ではなおさらだ」と主張。徹底的な調査を行い積極的に防御していくとの方針を示した。

「エンパイア 成功の代償」の制作陣は、今シーズン最後の2話からスモレット容疑者の演じるキャラクターを外す決定を下している。

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