クリケットの豪代表、不正発覚で主将ら3選手を送還

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会見で試合中の不正行為を認める豪代表チーム主将のスティーブ・スミス(右)

会見で試合中の不正行為を認める豪代表チーム主将のスティーブ・スミス(右)

(CNN) クリケットのオーストラリア代表チームが南アフリカに遠征した試合中、選手がボールの状態を不正に変えた行為が発覚したことを受け、豪クリケット協会は28日、関与した主将を含む3選手を送還して別の選手と交代させる方針を発表した。

豪代表が先週、南ア代表と対戦した試合の映像に、若手選手がボールに細工を加えたとみられる場面が映っていた。選手は黄色い粘着テープに土を付着させてボールにこすりつけ、ボールを有利な方向にカーブさせることを狙ったとされる。

ボールの表面に傷をつけるなどして飛び方を変える行為は、ルールで禁止されている。

予備的調査の結果、この若手選手と同チームの主将、副主将の3人が昼休みに作戦を立てていたことが判明。同選手と主将が24日の記者会見で事実を認めた。

豪クリケット協会は29日までに3人の処分を発表する予定。協会の責任者は、かなり重い処分になるとの見通しを示した。

同責任者は、3人のほかに不正行為を事前に知っていた選手やスタッフはいないと強調し、監督が辞任するとのうわさを否定した。

さらに、不祥事が起きたことをオーストラリアと南アのファン、特に「クリケットを愛し、選手にあこがれている子どもたち」に謝りたいと語った。

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