ジョン・テリー、イングランド代表を引退 人種差別発言疑惑受け
(CNN) サッカー・イングランド代表の前主将で、イングランド1部プレミアリーグのチェルシーに所属するDFジョン・テリー(31)は23日、代表からの引退を発表した。テリーは昨年10月、プレミアリーグでの試合中に相手選手に対して人種差別発言を行ったとして起訴されたが今年7月に無罪判決が出ていた。しかし、この問題を受け、イングランドサッカー協会(FA)はテリーを代表主将から外したほか、今月24日に聴聞を行う予定だった。
テリーは声明で、代表からの引退を表明。「イングランド代表として78試合出場でき、選んでくれた監督に感謝したい。一緒にプレーした選手と栄誉を分かち合えたことは大きな喜びだった」としながらも、法廷で既に嫌疑が晴れている問題についてFAが再び追及したことで代表にいられなくなったとFAの対応を批判した。
テリーの代表デビューは2003年。代表として78試合に出場した。