子ゾウを守ろうとした母親が失神、獣医師が足で「心肺蘇生」

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子ゾウ守ろうとした母親が失神、獣医師が飛び乗り「心肺蘇生」

(CNN) 排水溝に落ちて身動きが取れなくなった1歳の子ゾウ。子どもを守ろうとした母親ゾウはストレスで失神してしまった。タイの獣医師チームは母ゾウの体に飛び乗り、足で「心肺蘇生法(CPR)」を施して意識を回復させた。

この母ゾウはカオヤイ国立公園で、排水溝に転落した1歳の子ゾウのそばに寄り添っていた。

ロイター通信によると、母親ゾウを落ち着かせようと救助隊が麻酔を打ったところ、母ゾウも体の一部が排水溝内に落ちてしまったという。

子ゾウは何とか排水溝からはい出たものの、母ゾウは気を失って倒れたまま。

ロイター通信によると、ストレスで失神した母ゾウに対し、職員らはCPRを実施した。

その後ゾウの母子は無事回復し、野生の世界に戻っていった。

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